コンジローマ治療

コンジローマに関して簡単な知識を。わたしは医師だが産婦人科医ではないので医師国家試験レベルの知識です。

 

コンジローマを引き起こすウイルスはHPV6型と11型の2種類である。HPVは子宮頸がんの原因にもなるのだが、コンジローマのウイルスは同じHPVでも型が違うのでコンジローマになったからといってそのせいで子宮頸がんになることはない。ただし子宮頸がんを起こすHPVハイリスク型と呼ばれるウイルス(たしか14種類くらいいる)と合併感染している場合もあるため、コンジローマかもとなったときに子宮頸がん検診も合わせて行った。

 

そこはセーフだった。よかった・・・

 

コンジローマの治療は医師によって分かれるようだが、液体窒素、レーザーで焼いたり、ベセルナクリームという塗り薬で治療したり、メスで外科的に切除したりの選択がある。

わたしは性病になったという事実がショックすぎて、とっとと直したかったから多少痛い思いをしても手っ取り早く焼いてほしかった。しかし、主治医はベセルナクリームで直していく選択をとった。

 

レーザーや液体窒素は手っ取り早いが再発率が高く、ベセルナクリームは時間がかかるが再発率が低いといわれた。

ちなみにベセルナクリームだと最低3ヶ月かかると言われた。まじか。

またこのベセルナクリームがやっかいな薬で1日か2日おきに入浴後に患部に薄く塗り込んで、翌朝石けんで洗い流さなければならない、非常にめんどくさい薬なのである。

洗い流さないとヒリヒリしてきて最悪びらんといって表皮剥離を起こすのだ。

てかコンジローマってこんな薬じゃないと治らないんかい!強すぎだろ!

そして薬代が高い。週3回使用して、4週間分でたしか5000円くらいした。そして基本15℃以下で保存らしい。用法もめんどくさければ保存もまあまあめんどくさい。

わたしはケチなので、本当は1包使い切りなのに半分くらいずつ使用してラップで包んで冷蔵庫にいれていたw

 

12月頭から治療開始したため、朝のシャワー寒いし、何より朝から股洗うために15分早く起きなきゃいけなくなった。辛。